【別冊MEAT×MEET】特集:飲食店の店舗火災リスクについて

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PFCカミです。

PFCでは、焼肉店さん向けに役立つ情報誌として「焼肉を愛する人達に贈る情報誌 別冊MEAT×MEET」を毎月発行しております。

本記事は、「別冊 MEAT×MEET vol.12」より一部抜粋してご紹介いたします♪

ぜひ、店舗運営のお役に立てますと幸いでございます☺️

01 | 大阪市の火災の実態と統計

◇大阪市内での火災件数

大阪市内の火災件数は令和3年に最小値を記録して以降若干増加となっています。 令和5年の火災発生状況は昨年に比べて64件の増加となりました。 その中でも、飲食店での火災の増加が顕著であり、火災全体の1割以上を飲食店の火災が占めています。

引用元: 大阪市政策企画室総務部総務課

◇飲食店業態別の火災件数の割合

飲食店での火災の内訳として、「焼肉・食堂・レストラン」が49%(156件)、「居酒屋等」が19%(60件)となっており、これら2つの業態で全体の7割近くを占めています。飲食店は不特定多数の方々が利用されます。安心して利用していただく為にも飲食店関係者は事故が起こらないように、日頃からの5S活動が非常に重要となってきます。

引用元: 大阪市政策企画室総務部総務課

02 | 店舗火災を防ぐために

【店舗火災を防ぐための5箇条】

1.調理中はその場を離れない

2.火器器具の周りに燃えるものを置かない

3.劣化した電気機器を使用しない

4.厨房機器の定期点検と清掃の徹底

5.消火器は厨房近くのすぐ使える場所へ

引用元:東海テレビニュースONEより

03 | 5S活動の重要性

5Sとは…

五つの視点から職場環境を整備する活動のことです。整理・整頓・清掃・清潔・しつけの五つの頭文字をとって 5Sと呼ばれています。製造業・建設業の現場や病院などで取り組みがはじまり、近年ではさまざまな職場で実践されるようになりました。

整 理 必要なものと不要なものを区別、不要なものは処分

整 頓 決められたものを決められた場所に置く 

清 掃 身の周りや職場を綺麗に清掃、きれいな状態 

清 潔 整理・整頓・清掃を維持し、職場の衛生を保つ 

しつけ 決められルールや手順を守り実行するように習慣づけ 

04 | 実店舗での取り組み

◇防災管理者の設置

火事を未然に防ぐための管理責任者。万一火災が発生した場合でも、その被害を最小限にとどめるため、必要な対策を立て、実行する役割。

◇火災予防チェックシートの活用

防火管理シートにて各項目を毎日チェック。業務終了後に店長、もしくは社員が責任をもって確認作業。異常や故障があれば、オーナー、各設備業者様にすぐに報告するように徹底している。

◇定期的な清掃

防火ダンパー・ダクト・ロースター・コンロ回りなど火災の出火元になる箇所は清掃スケジュールを立て、汚れが蓄積されないようにしている。営業中も時間をうまく使い、店長を中心にクレンリネスに取り組んでいる。

◇従業員への教育

チェックポイント表をスタッフが確認できるように厨房やバックヤードに貼付。視覚化し全従業員が共通の理解と認識をするように日々、徹底。

引用元:総務省消防庁

【まとめ】

飲食店にとって店舗火災は膨大な被害をもたらします。 例えば、①建物・設備の損壊による巨額の費用の発生②商品在庫の消失③休業による営業損失④顧客への影響⑤従業員への影響⑥風評被害⑦精神的苦痛⑧賠償責任などこのように飲食店にとって火災は多方面に大きな影響を与えます。 お客様が安心してお食事ができる場所と空間づくりにの為にも、今回、ご紹介させていただく情報を活用していただければ幸いです。

以上、「別冊 MEAT ×MEET vol.12」より抜粋してお届けいたしました☺️
もっと詳しくご覧なりたい方は下記の関連資料をご覧くださいませ。

【関連資料】

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