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PFCカミです。
PFCでは月に2回、地域のこども食堂への食材支援として「一般社団法人 こどもの居場所サポートおおさか」様にお肉の寄付を行っております。
今回は「一般社団法人 こどもの居場所サポートおおさか」代表理事の横田弘美さんにこども食堂について教えていただきました☺️
(このインタビューは、2024年6月掲載の社内報の抜粋になります)
Q. 大阪府でこども食堂はどれくらいありますか?
大阪府では、757軒(令和5年現在)、こども食堂の登録があります。府が「各校区にこども食堂を1軒」を掲げていることもあり、増加傾向にありますが、全ての食堂が活動している訳ではないと感じています。
Q. こども食堂ってどんなところですか?
「こども食堂」は、子どもが1人でも行ける無料または、低額の食堂という定義です。
食事の提供を中心に活動したり、地域での交流や繋がりづくりを目指したりと、食堂さんによってコンセプトやスタイルは様々です。
ただ、こども食堂は貧困家庭が活用するイメージがあり、親御さんが世間の目を気にして通わせなかったりする場合があります。なので、食堂さんには色々な子どもを来させてくださいねとお願いしています。
みんながワイワイご飯を食べられる場所にしていただいた方が子ども達も安心して来られる場所になるからです。
Q. こども食堂はどんな子どもが利用していますか?
ひとり親の子どもが多いです。あとは親が共働きで帰りが遅かったりする子どもです。
Q. 現在、こども食堂ではどんなことが課題ですか?
現在、こども食堂での課題は、食堂に来る子どもへの関わり方や接し方です。
今まで引きこもっていた子が、コロナ禍になって、否応なしに食堂さんを頼りにしなければならないケースが増えました。
そんな子が来た時、なんて声をかけたら良いか分からないことが多いです。
なので、うちの事務所でも母子生活支援施設に居られた方から、ノウハウを学んでいます。
Q.「こどもの居場所サポートおおさか」の活動内容を教えてください
主な活動としては、こども食堂への物資・食材の提供、「こども食堂」同士の繋がりづくりや情報発信、個別・家庭に対する専門的な支援が主な活動です。
サポート支援当初は、35団体ほどしかこども食堂の登録はありませんでしたが、今では235団体に増えました。
また、ありがたいことに多くの企業様から物資の寄付をいただき、2023年度は700tの寄付をいただきました。年々寄付いただく量は増えていっています。
Q. PFCからのお肉の寄付の反響はいかがですか?
これまでお肉の寄付は少なく、PFCさんをご紹介いただいた時は本当に嬉しかったです。食堂さんも主菜になる食材の寄付は少ないので、とても喜んでいて、今ではお肉の取り合いです(笑)。
Q. 最後に一言
昨年行政や学校から40件ほど食料支援の連絡がありました。行政が民間事業所に連絡してくるのは、よっぽど酷い状況だからです。
食べるものが無く、死ぬ寸前まで追い詰められた時、温かいご飯を食べられることは子どもにとって本当にご馳走なのです。
ご飯を食べ、生きる糧となり、命が繋がる。やっぱり、まずはご飯なのだなといつも思います。
関口社長に子ども食堂への寄付のきっかけを聞いてみました!
私が思う人生で最も豊かなことは、他人に喜んでもらうことだと思います。
自分の利益ばかりを追求する人もいますが、それは本当の幸せではないと思います。特に、家族や身近な人々に対して喜んでもらうことが大切だと思っています。
それを思った時、今後、何か地域に貢献できること、人に喜んでもらうことを考えていくべきじゃないかなと思うようになりました。
西成区のこども食堂の方に話を伺い、副菜はあるのに主菜がないという現実を知りました。
私たちは食品を扱って商売をさせてもらっています。それを聞いた時にこれは支援をやらざるを得ないと思いました。
現代の日本は豊かな社会に見えても、困っている人々が身近に多く存在しています。それを考えると、社会に対して還元することへの大切さを痛感しました。
PFCの寄付するお肉によって、多くの命を救うことができるのは少しでも社会貢献につながると実感します。
社員の皆さんも、自分にできることを考え、行動し、困った人がいたら手を差し伸べられる人が増えることを願っています。
PFC カミ
サイト運営、社内報/デザイン。
お肉を食べることが好きなPFC女子社員。
好きな肉の部位は上ミノ。